このコーナーは(C)HUDSON SOFTの「Master of Epic」のシステムの『戦闘』部分に特化した紹介記事であり、『ダイアロス☆ファイト!』というゲームではありません。

さて、今回からスキルの話である。
このゲームではキャラクターのスキル値の合計値が850と決まっている。
そのため、どのようにスキルを配分するか、それこそがキャラクターの強さを左右すると言っても過言ではない。


この記事では、戦闘に必要なスキルの要素を5つに分けて解説する。

  • スキル〜基礎能力〜

さて、当サイトで基礎能力と呼ぶスキルだが、ゲーム内では『戦闘』というカテゴリーに属するスキルのことを指す(ただし、全てではない)。下の画像に一覧が記されている。

上から順番に解説していこう。

  • 筋力:持てる荷物の重量、ならびに基本攻撃力に影響する。
  • 着こなし:防御力に関係するスキル。硬い防具ほど、高い着こなしスキルを要求する。
  • 生命力:HPに影響する。最重要スキルの一つ。
  • 知能:MPに影響する。魔法使いにとっては最重要スキル。
  • 持久力:スタミナに影響する。武器戦闘を行うものにとって重要なスキルである。
  • 精神力:魔法の威力、ならびに魔法の効果時間に影響する。
  • 集中力:魔法詠唱時間の短縮、ならびに魔法詠唱時に攻撃を受けると魔法詠唱が中断されるのだが、その中断率を下げるスキル。ただし、中断率はあまり下がらないのがネック。

以上の7つを基礎能力と定義する。


Master of Epicにおいては、キャラクターの能力値すらも、スキルによって表現されている。その為、いくら武器の扱いに長けていても、基礎能力をおろそかにしては強いキャラクターにはならない。逆に、基礎能力のみがいくら高くても、武器や魔法を扱えないようでは、戦いもままならない。
このバランスを取ることが重要である。

  • スキル〜実際の配分はどうする?〜

では、どのように配分すればいいのか?
これは正直、個人の好みに任せるべき部分なのだが、筆者の基準を載せることで、その判断の助けになれば、と思いココに書く。
あくまで『筆者の基準』であるため、セオリーに反してる部分や、全てのキャラクターについて書き記すことは出来ないことを最初に断っておく。

『魔法なんて知らない近接武器戦闘メインの戦士』
筋力:80↑
着こなし:16or31or41or46or51or71↑
生命力:80↑
知能:0
持久力:70↑
精神:0
集中力:0

武器戦闘メインで戦う戦士ならば、上記のような配分がいいだろう。ただし、この配分は一切魔法を使わないケースである。着こなしは装備する防具によって変わる。
(なお、遠距離攻撃武器(弓や投げ)、攻撃力の低い武器(素手や槍)を使う場合は持久力を高めに、着こなしを低めにして回避重視にする選択肢もある)

『武器も魔法も使いたい欲張り戦士』
筋力:50↑
着こなし:16or26or31or46↑
生命力:70↑
知能:50↑
持久力:50↑
精神:0or50↑
集中力:0or30↑

補助系or回復魔法+近接武器パターンの戦士。持久力を落とすのは、回復魔法にスタミナ回復の魔法があるため。なお、魔法スキルそのものを高めるのなら、精神を0に落とすという選択肢もアリ(これは、魔法の威力や効果時間が魔法スキル+魔力のような計算式で導き出される為。もちろん、実際にはこんなに単純な計算式ではないが)魔力を維持する為に、防具はドゥーリン装備がいい。ドゥーリン装備の必要着こなし値が46の為、46以上が望ましい。

『魔法で一気に撃滅魔法使い』
筋力:30↑
着こなし:16or26or46↑
生命力:50↑
知能:80↑
持久力:30↑
精神:0or80↑
集中力:0or50↑

攻撃魔法、補助魔法、回復魔法など、魔法に関してはなんでもござれ、の構成。ただし、筋力は魔法を使うための触媒を持つためにある程度必要だし、持久力も逃走する際にスタミナが必要になるため、上記の通りでは足りないケースも多々あり。精神は、魔法戦士系と同じ理由で0か80以上かのいずれかになると考えられる。魔法使いにとって集中力は最後の綱となる。『攻撃を受けなければいい』と自信を抱く方は0、そうじゃなければ、やはり高めるに越したことは無い。(詠唱時間の短縮=魔法中断の可能性が下がる、ということも忘れてはならない)着こなし値は普通のローブで充分ならば16。ハイキャスター装備ならば26、ドゥーリン装備なら46とすべき。魔法メインで魔力を軽視するのは好ましくない。




次回は『攻撃』について解説する。スキルの解説、ならびに攻撃を実際に行うべきテクニック、『攻撃』という動作のシステムそのものに踏み込んでいくので、お楽しみに。