ツクールってみる?

[企画意図]
RPGツクールXPによるプロジェクト作成手順に慣れる。

[題名(仮称)]
魔法王国物語

[あらすじ]
魔法王国領のひとつ「トリシア」の領主スタイン公には二人の子供が居た。
神代魔法の才に長けたアルこと、アルフレッドと、
魔界魔法の才に長けたエルこと、エリザ。


双子の二人は、今日も城を抜け出して街に「冒険」に繰り出す。
領主の息子と娘、と言えどまだ10歳の二人。
街の子供たちと遊んでいると、大人たちが不穏なウワサを口にしているという。


夜、街のはずれに、化物が現れると。


好奇心旺盛な二人は化物退治をすることに。


夜の街。
衛兵の監視を潜り抜けて、街のはずれで出会ったのは一人の少女の霊。
「嘆き鬼(バンシー)」と呼ばれるモノに成り果てた少女の霊は、二人に訴えかける。


「お願い…パパと、ママを、探して…」


少女の霊の寄り代となったアルと、他人の世話を焼かずには居られないエルは、少女の両親を探すことに。
(以下略)


[登場人物]

心優しい(押しが弱い)少年。不測の事態に弱いが、物事を受け止める強さを持つ。それゆえか、精神体に対して強い適応力を持つ。これが魂下ろし、すなわち、神代魔法の才である。

  • エル(エリザ)

行動力がある少女。強い発言力と実行力のおかげで、メイドをいつも困らせている。その強い意志と行動力から、「魔を伏する」ことで力を行使する魔界魔法の才に長ける。

  • 少女の霊(バンシー)

悲しい出来事の末に死んだ魂が、その存在になると言われている。少女の正体は山間の村に住む、農民の娘。1週間前に起きた事件で、その命を失う。


[背景世界]
比較的簡易な魔法なら、ダレにでも扱うことが出来るほどに文明が進んだ魔法王国が舞台。
王国の外には魔法を使えないもの達が集まる荒野が広がるが、今回は魔法王国内の「トリシア」という領地内での出来事のみ。
トリシアの街、
小さな村、
街と村との街道の3箇所を行き来する。


[その他]

  • 魔法の概念

この世界の魔法は「何か」の力を借りて、その力を行使する。その「何か」によって、魔法の系統が異なる。
過去の英雄たちの霊を下ろして力を発揮する魔法を「神代魔法」、魔界の住人の力を引き出して発現する魔法を「魔界魔法」と呼んでいる。他にも大地や大気にある「マナ」と呼ばれるモノを用いて発現する魔法や、生物の中に必ずある「気」を用いる魔法もあるが、今回は触れない。

  • プレイボリューム

1時間〜3時間程度でゲームが終了する程度のボリュームとする。ゆえにレベルアップによるキャラクターの成長などの要素は、あまり重要としないことにする。狙いは「物語を読ませる」こと。あくまで製作過程に慣れることが目的なので、新たな素材を用意したりはしない。可能な限り、デフォルトの素材のみで製作する。